実績を作るところから始めるということ

「実績がなくてもマスメディアに出れますか?」
という質問をよくされます。
マスメディアとはテレビやラジオ、新聞といった情報媒体のことです。

そんな時にお答えするのは
「まずは実績が大事」ということです。

なぜかといえば
実績がなければ
競合他社との違いを明確に説明できないからです。

例えば、
「世界に唯一無二の誰もやっていないこと」であり、かつ
「社会貢献性が高い」
「ボランティア性が高い(ビジネスの匂いがしない)」
ような事柄であれば、実績はなくても大丈夫かもしれません。

「誰も挑戦していない」ということで
でもうまくいくと社会に有益なことなのであれば、
メディアの方々も応援したいと思ってくださり
取り上げてもらいやすいからです。

ただ、事業となると
収益をあげることが命題ですし
「唯一無二」という発想もなかなか難しいと思います。

だからこそ「実績と言えるようなものがない」
という場合は、
まずは、
実績を作るところから始めて頂く必要があります。

ただ、何の実績でもいい訳ではありません。
例えば、「うちは、主婦の就労について、時短勤務の実績が数多くあります」
と言っても、メディアの方々も「ふーん」で終わってしまいます。

「ある程度の数の会社が持っている実績」では
全然取り上げられません。
「メディアに面白がられるような実績」でなくては
露出には繋がらないのです。

また、「会社のどこの面を取り上げてもらいたいか」
によっても、切り口は変わってきます。
さらに、会社側が露出したい切り口・実績と
社会で面白がられる切り口・実績に
乖離がある場合が多々あります。

だからこそPR会社は
PR活動を行う前に
そういうことを一緒に考えるところから
始めなくてはいけないと思っています。

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